家庭や会社、お店から毎日のように出るごみ。生活の中で不用になった物は当たり前のように処分していますが、可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみなど廃棄したごみの中には再利用できる資源がたくさん眠っています。
現在リサイクルの一環として、ごみ処理場に眠る資源「都市鉱山」に注目が集まっています。
都市鉱山とは
廃棄された工業製品に存在している資源を鉱山に見立てたものを都市鉱山といいます。都市鉱山は1980年代に、東北大選鉱製錬研究所の南條道夫教授らによって提唱されたリサイクル概念です。
私たちが粗大ごみとして廃棄しているテレビや冷蔵庫などの工業製品には、電子回路基板があります。その電子回路基板には、有用な資源である金や白金といったレアメタルが使われています。
1枚の基盤だとレアメタルの量は微量ですが、数が集まれば世界有数の鉱山資源になるのです。これまでは有用な資源であるレアメタルの相当部分は廃棄されていましたが、リサイクルに対する関心が高まるにつれ、都市鉱山が持つ価値に注目が集まりました。
都市鉱山活用で資源歳出を減らす
日本は天然資源にとぼしいため、資源のほとんどを海外から輸入しています。特にレアメタルなどの金属資源は、ほとんど輸入に頼っているといっても過言ではありません。そこで、資源歳出を減らすための手段として、都市鉱山を活用する方法が挙げられます。
都市鉱山は探索する必要がなく確実に回収できる、天然資源よりも高品位といった特徴があり、たとえレアメタルが不足した場合でもまかなうことができるのです。現在は金属価格が高騰しているので、最も効果的な活用法と言えます。
実際に日本では都市鉱山を活用するために、2013年4月から「小型家電リサイクル法」が施行されています。また、工業製品に使われている資源をリサイクルする取り組みを行っている業者も数多くあります。
粗大ごみや不用品回収のことならリサイクルブッダにお任せください。リサイクルブッダでは、電化製品を中心に回収を行い、リユース・リサイクルしています。あなたには利用価値がなくなったものでも修理や改造、清掃などを施し、価値を見出しております。残念ながら、それでも価値がない場合は分解をして素材のリサイクルを行っていますが、これにより残り僅かな天然資源を歳出をせずに、有用資源の再利用に繋がります。当店では、環境問題の一助にもなるよう日々努めております。
対応エリアは、中野区や板橋区といった東京23区内となっており、回収にかかる料金、費用等につきましては、営業担当の携帯電話080-8890-3080までお気軽に御連絡ください。FAX048-499-0560やメール(recyclebuddha@gmail.com)でも承ります。また、東京23区外の方もお気軽にお問い合わせください。