リサイクルやリユースできない不用品は、最終処分場やゴミ処分場とも呼ばれるゴミ埋立地に運び込まれて埋めて処分されます。しかし、現在のゴミの量を排出し続けていると、ゴミ埋立地は不足して身の回りがゴミで溢れてしまう可能性があります。
では、なぜゴミ埋立地が不足してしまうのでしょうか。
ゴミ埋立地の不足原因とは
高度経済成長期からバブル期にかけて廃棄物が急増し、既存の最終処分場の残余容量及び残余年数が減少しました。
最終処分場では、燃えないゴミや粗大ゴミ、ゴミ焼却場で出た灰や燃えかすといった大量のゴミを埋めても、いつまでも分解されず残ってしまうため、ゴミ埋立地をすぐにいっぱいにしてしまいます。特にテレビやエアコンなどの家電製品は、焼却による減量が難しいので大きなひっ迫要因となっています。
なぜ新たにゴミ埋立地をつくることができないのか
新たにゴミ埋立地をつくることで、不用品などを処分することができるようになりますが、日本には広い土地が少ないためゴミ埋立地を増やすには限界があります。
また、埋め立て処理を行うことによって、生態系を崩したり、廃棄物から発生する有害なガスや液体などで海が汚染されたり、海流を急激に変更させてしまうことで漁業にも影響を及ぼしたりと、環境へ様々な影響を与えてしまう可能性があります。新たにゴミ埋立地をつくる土地は簡単には見つからないため、ゴミ処理場の不足が深刻化しています。
ごみを減らすために私たちができること
ごみの減量を実現するためには、一人ひとりが考え、行動することが必要です。行政も資源の再利用には力を入れており、経済産業省が主導となって資源の再利用促進のための「3R政策」を行っています。
3R政策の3Rは、環境と経済が両立した循環型社会を形成していくための3つの取り組みの頭文字をとっています。3R政策は資源を消費するだけではなく、リデュース・リユース・リサイクルの順番で資源を有効利用することで、資源問題を解決していくという取り組みです。
- Reduce(リデュース)・・・・廃棄物の発生抑制
- Reuse(リユース)・・・・・・再使用
- Recycle(リサイクル)・・・・再資源化
私たち一人ひとりが現状を把握し、日頃からゴミの発生・排出量を減らすことを心掛け、資源をリサイクルできるようにしっかりとゴミの分別をするなど、できることから始めることが大切です。
しかしながら、大掃除や引越し作業をした際には、大量の不用品が出てくるのが普通です。不用品処分の際には、リユースやリサイクルを行っている不用品回収業者に依頼するのも、ゴミを減らすための1つの方法です。出てくる不用品のなかでも家電製品には有用な資源が多く含まれていたり、まだ使える物が多かったりするので、リユース・リサイクルをすることによってゴミの量を減らすことに繋がります。
不用品回収のことなら、リサイクルブッダにお任せください。電化製品を中心に不用品回収を行い、修理や改造、清掃などを施し、webを通じてリユース活動しています。また、加工を施しても利用価値がない物は分解して素材をリサイクルしています。当店も、このような社会問題の一助となれるよう日々努めております。
2016年度より東京の埋立地である江東区夢の島からほど近く都心へもアクセス可能な有明に回収受付を設けました。
対応エリアは、豊島区や渋谷区、新宿区といった東京23区内となっており、回収にかかる料金、費用等につきましては、営業担当の携帯電話080-8890-3080までお気軽に御連絡ください。FAX048-499-0560やメール(recyclebuddha@gmail.com)でも承ります。また、東京23区外の方もお気軽にお問い合わせください。