日本リサイクル史
物が溢れている現代では、使わなくなった物を不用品としてゴミ処分し、新しい物を買うという流れが当たり前になっています。しかし、資源には限りがあるので、残りの資源を上手にリサイクルしながら生活していかなければなりません。
かつての日本では、日常生活の中で当たり前のようにリサイクルが行われていました。そこで、日本におけるリサイクルの歴史についてご紹介いたします。
リサイクルは平安時代から存在していた!
新聞やチラシ、手帳など私たちは日常的にたくさんの紙を使用していますが、平安時代は紙がとても貴重でした。そのため、裏面まで使用した紙を漉いて再利用していたのです。
このような紙を「漉返し紙」、または墨で浅黒くなっていることから「薄墨紙」と呼んでいました。
江戸時代のリサイクルビジネス
江戸時代は、リサイクルのシステムが生活の中に根付いていました。時代劇では、庶民も普通にロウソクを使っていますが、当時ロウソクは大変高価な代物で、庶民には贅沢な行為でした。
そのため、ロウソクに火を灯した際にこぼれるロウを買い取る「流れ買い」という業者が存在していました。
また、抜け毛をリサイクルする「おちゃない」という業者もおり、抜け落ちた髪の毛を買い取っていました。買い取られた髪の毛は、上流階級の女性が儀式の際に使用するカツラに使用されていたそうです。
日本のリサイクル文化が生まれた背景
江戸時代の日本は幕府が鎖国を行っていたため、国内にある資源だけで生活しなければなりませんでした。
そのような状況の中で生まれたのが、物をできるだけ再利用しようという考えです。
江戸時代の人々は生活の知恵を絞り、使えなくなった物でも何か別の形で再利用する方法を生み出していたのです。
日本ならではのリサイクル文化を現代の生活にも取り入れることで、ゴミを減らし、大切な資源を守ることに繋がります。
リサイクルにおいて私たちは昔の人から学ぶべき部分が多くあります。引越しや大掃除の際に不用品処分する方が多いと思いますが、処分する前にリサイクルすることをご検討ください。
引越しや大掃除で出た不用品を回収してくれるリサイクル業者は数多くありますが、東京23区にお住まいであれば、リサイクルブッダへお任せください。引越し予定がある方や倉庫に不用品が眠っているという方からのご依頼をお待ちしております。
対応エリアは、豊島区や渋谷区、新宿区といった東京23区内となっており、回収にかかる料金、費用等につきましては、営業担当の携帯電話080-8890-3080までお気軽に御連絡ください。FAX048-499-0560やメール(recyclebuddha@gmail.com)でも承ります。また、東京23区外の方もお気軽にお問い合わせください。